おちばなきしい

The Tree Without Falling Leaves

本所七不思議の一つFrom The Seven Mysteries of Honjo

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Learning focus: 〜のに/〜たびに

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江戸えどの本所ほんじょに、松浦まつうら家けという大名だいみょうの屋敷やしきがあった。

その屋敷やしきの庭にわに、古ふるく大おおきな椎しいの木きがあった。枝えだは四方しほうに広ひろがり、夏なつには緑みどりの葉はがしげり、よい陰かげを作つくっていた。

ところが、この椎しいの木きには、ふしぎなことがあった。

秋あきになっても、冬ふゆになっても——落おち葉ばが、まったくないのである。

椎しいの木きは一年中いちねんじゅう緑みどりだが、古ふるい葉ははやがて落おち、新あたらしい葉はにかわる。ところがこの木きは、いくら風かぜが吹ふいても、葉はが一いち枚まいも落おちない。屋敷やしきの庭にわを掃そう除じする下男げなんたちは、不思議ふしぎがった。

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Why did people say the tree stopped dropping its leaves?

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