狼と七匹の子やぎ
むかしむかし、お母さんヤギと七匹の子ヤギが住んでいました。
ある日、お母さんヤギは森へ買い物に行くことにしました。子ヤギたちに言いました。
「お母さんは買い物に行きます。悪いオオカミが来るかもしれません。絶対にドアを開けてはいけませんよ。」
「オオカミの声はガラガラです。足は黒いです。気をつけてください。」
「はい、分かりました。」子ヤギたちは答えました。
お母さんヤギが出かけると、すぐにオオカミが来ました。ドアを叩いて言いました。「子どもたち、お母さんが帰ったよ。ドアを開けて」
でも、子ヤギたちは言いました。「お母さんじゃない。お母さんの声はそんなにガラガラじゃない。あなたはオオカミだ」
オオカミは帰って、チョークを食べて声をやわらかくしました。また来て言いました。「子どもたち、お母さんだよ。ドアを開けて」
子ヤギたちは窓から見ました。「足が黒い。お母さんじゃない。あなたはオオカミだ」
オオカミはまた帰りました。今度はパン屋で足に粉をつけて、足を白くしました。
三回目、オオカミが来ました。「子どもたち、お母さんが帰ったよ。開けて。足を見てください」
子ヤギたちは窓から見ました。足は白かったです。声もやさしかったです。「お母さんだ」子ヤギたちはドアを開けてしまいました。
オオカミが中に入って来ました。「きゃあ」子ヤギたちは逃げました。
一匹はテーブルの下に隠れましたが、オオカミに見つかりました。二匹目はベッドの中に隠れましたが、見つかりました。
三匹目、四匹目、五匹目、六匹目もみんな見つかって、オオカミに食べられてしまいました。
一番小さい七匹目だけは、大きな時計の中に隠れていたので、オオカミは見つけられませんでした。
オオカミはお腹がいっぱいになって、外へ出て行きました。
しばらくして、お母さんヤギが帰ってきました。家の中はめちゃくちゃでした。「子どもたち、どこにいるの」
時計の中から一番小さい子ヤギが出てきました。「お母さん、オオカミが来て、みんなを食べてしまった」
お母さんヤギと小さい子ヤギは外へ探しに行きました。すると、木の下でオオカミが寝ていました。大きなお腹が動いていました。
「まだみんな生きている」お母さんヤギは急いで家に帰って、はさみと針と糸を持って来ました。
お母さんヤギはオオカミのお腹を切りました。子ヤギたちが元気に出て来ました。「お母さん」みんな無事でした。
お母さんヤギは言いました。「大きな石を持って来て」子ヤギたちは石を集めて、オオカミのお腹に入れました。お母さんヤギはお腹を縫いました。
オオカミが目を覚ましました。喉が渇いて、井戸へ行きました。でも、お腹が重くて、井戸に落ちてしまいました。
子ヤギたちは喜んで歌いました。「オオカミは死んだ」みんなはお母さんと幸せに暮らしました。
めでたし、めでたし。