浦島太郎うらしまたろう

Urashima Taro
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Before Reading

A fisherman helps a turtle and visits the Dragon Palace under the sea. Pay attention to how time feels different between the sea palace and his home village.

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むかしむかし、海うみの近ちかくの村むらに浦うら島しま太た郎ろうという若わかい漁りょう師しが住すんでいました。

ある日ひ、太た郎ろうが浜はま辺べを歩あるいていると、子こどもたちが大おおきな亀かめをいじめていました。

「かわいそうに。やめなさい」太た郎ろうは子こどもたちを注ちゅう意いして、亀かめを助たすけました。

亀かめはうれしそうに言いいました。「助たすけてくださってありがとうございました。お礼れいに、竜りゅう宮ぐう城じょうへご案あん内ないします」

太た郎ろうは亀かめの背せ中なかに乗のりました。海うみの中なかをどんどん進すすんで行いくと、美うつくしいお城しろが見みえてきました。

大おおきな門もんの前まえには、乙おと姫ひめさんが立たっていました。

「ようこそ、浦うら島しま太た郎ろうさん。亀かめを助たすけてくださってありがとうございます。どうぞお入はいりください」乙おと姫ひめさんはにこやかに太た郎ろうを迎むかえました。

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竜りゅう宮ぐう城じょうはとてもすばらしいところでした。太た郎ろうは毎まい日にち、おいしいごちそうを食たべました。

美うつくしいタイやヒラメが踊おどりを見みせてくれました。太た郎ろうはとても楽たのしく過すごしました。

でも、三みっ日かほどたつと、太た郎ろうは家か族ぞくのことが心しん配ぱいになりました。「そろそろ家いえに帰かえりたいです」

乙おと姫ひめさんは悲かなしそうな顔かおをしましたが、「分わかりました」と言いって、美うつくしい玉たま手て箱ばこをくれました。「これは大たい切せつな物ものです。でも、絶ぜっ対たいに開あけてはいけませんよ」

亀かめに送おくられて、村むらに帰かえると、太た郎ろうはびっくりしました。村むらの様よう子すがすっかり変かわっていました。自じ分ぶんの家いえもありません。

知しっている人ひとはだれもいませんでした。竜りゅう宮ぐう城じょうでは三みっ日かだけでしたが、この村むらではとても長ながい時じ間かんが過すぎていたのです。

太た郎ろうはとても悲かなしくなりました。そして、つい玉たま手て箱ばこを開あけてしまいました。

すると、白しろい煙けむりが出でて、太た郎ろうはあっという間まにおじいさんになってしまいました。

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